明け方。雨の音。一人。一つ思うこと。
最初に申し上げておくけれど、この文章たちはただの私の思ったことの書き連ねなので、あんまり気にしないでほしい。はてなブログってこれで使い方あってるっけ?
さて、
TRPGでいちばん楽しい瞬間って、なんですか?
追っていた事件の真相に辿り着いたときでしょうか。
強大な敵を死闘の末に打ち倒したときでしょうか。
愛する人たちとの確かな絆を感じたときでしょうか。
あるいは、道半ばにして願いを果たすことができずに力尽きたときでしょうか。
まあ、ここは人それぞれかな。私は、思いもよらぬ方法と独自のアイデアで事件を解決する瞬間が一番好きです。あの「TRPGだからこそできた」「オレたちだからこそできた」っていう感覚が、たまらなく好き。これだからTRPGをやっている所があるし、書かれた物語をなぞるだけの、自由度の低いシナリオが苦手っていうのもある。
でも、今回話したいのはこの話じゃないです。
ズバリ、キャラの掘り下げ、積極的にやらないか? という話です。
私はいつも、シナリオを「攻略する」というスタンスで楽しんでいます。セッション中の動きも、ムダなく探索をして情報を得、次へ次へと進んでいく…といった感じです。攻略優先!シナリオをガンガン進めていくぜ!
でも私とて冷酷な生き物ではないので、もちろん他PCとの掛け合いや、シナリオの背景なども楽しみのうちの一つです。一応物書きの部類に入る人間だし、こっちのほうに楽しみの比重を置いているときもある。
そして、そうやっていつもセッションをやっていると、
「あ~~~~~~もっとこのキャラのこと知りてェなァ~~~~~~~!!!!!」
と、心の中でデカイ声がする。
私は、本編とはあんまり関係ない、あるいはまったく関係なくても、キャラ同士の雑談は大事だと思ってる。もっとコミュニケーションが取りてえんだ、おめえらと。「攻略するのが俺の楽しみです!」って言った矢先で申し訳ないのだけど。
キャラ立てというのは、ものすごく大事な工程です。ここは語り出すと長くなるのだけど、「物語とは、つまりキャラ」という風に常々思っているので、ここを上手くやればセッションもさらに盛り上がる可能性が高くなるような気がします。
だからこそ、セッション中に、ちょっとしたドラマを作る時間が欲しくなる。ひとときの休憩時間みたいな感じで。そこでちょっと女のコのキャラが席を外したときに、隣のヤツへ、「なあなあ、お前はあのコのこと、どう思う……?」とか、そういう他愛もないことを聞いてみたい。
でもね……今までを振り返っても、なかなかこういう時間って取ったことなかったような気がする。なんとなく。2人以上のキャラがコミュニケーションを重ね合って、やっと魅力的なキャラってのは見えてくるのに!コイツは惜しいことだぞ!(大憤慨)
いやまあ、よくある「目覚めたら白い部屋」系のシナリオなら仕方がないとは思う。アレは「どうにかして部屋から出る」ということ以外に気が向かないからね。ああいう場所にぶち込まれる時って大抵お互い初対面だし、話すテーマも少ないし。
だけどしかし、それにしても少ない。少ねえ!機会が!いやまあ、分かってる。機会は作ろうとしなければ生まれないということを。
なので最近は、積極的に他のキャラとコミュニケーションを取ろうと意識しています。冒険の途中で、「ちょっと休憩しよう」とか言って少し座り込んでみたり、キャッチーな口癖を作ってみたり。あとは、こういうときに特徴的な技能とか所持品があると生きるんだよね。ワイヤレス炊飯器とか。そのキャラの職業柄の話とかも。
ちょっと無駄に感じたり恥ずかしかったりするかもしれないけど、KPが「何かやりたいことありますか?」とか言ってくれたときには、ぜひ声を上げてみよう。私がPLなら、たぶんノリノリで乗っかるぜ。
まあ私はKPの方が好きだからそっちに回ることが多いんだけどね。自分がKPって時には、結構困ったもんです。「もっとみんな話してくれていいのに!」「もっとNPCとコミュニケーション取ってくれていいのに!」って毎度毎度思う。NPCとの対話がシナリオの進行に関わる場合とかは、より本気でそう思う。
そういう時間を与えても、「別にこいつ(ら)と話すことなんてないしな……」「もう貴様と語ることなどない!」「上級者は、言葉を交わさない――。」とか言われたらちょっと悲しい。そのキャラの気持ちの有無にかかわらずKPが悲しくなる。正確に言えば私。もっと会話しろよ!会話!!オーーイ!!!
とは思うんだけど、それでもやっぱりこっち側から踏み込まないと、PC側もそりゃ喋ってはくれないか……と反省したりもする。「やっぱ主体性が大事ッスね……」と、KPの気持ちを半分NPCに乗っけてPCたちに話しかけに行ったりする。卓向けで具体的に言うなら、燻りの魔女のイリューシカのクッキーとか誕生日とかそこら辺のくだり。
でも、ここのバランスでも再度迷いが生じる。わちゃわちゃするためにNPCを使いすぎると、「これもはやNPCが主人公になってないか?」という事態に陥るためです。NPCにフォーカスが当たりすぎると急速におもんねえシナリオに変わるのは経験済みなので、ここの塩梅が本当にむつかしい。あくまでNPCは、メインであるPC達の冒険を引き立てるためのキャラクターだから。
だからそう、つまり、もっと喋れ!!お前ら!!頼むから!!!
あとそうだ。「いや、話すことがマジでないんです」状態になってるのは結構見落としがちかも。情報とか描写の出し方が不的確だったり、そもそもシナリオ自体がそういうのに向いてなかったりする場合。そういう時は適宜改善したり改変したりして、より盛り上がるようにしましょう。どうにかして。
こういうのを推進してくれるRP支援システムは素晴らしいな、って思います。私が知ってるのだと、「ゆうやけこやけ」とか「サタスペ」とか「ゴリラTRPG」とかかな。最後のは要らねえな?まあ、アレです。CoCで言うなら、「いいRPしたらクリチケあげちゃうルール」みたいな、そんな感じ。うちにもそういうの作った方がいいのかな?まあRP支援システムって、盛り上がれば盛り上がるほど忘れちゃうから本末転倒なんだけど……
はい。書きなぐりたいことはある程度書きなぐった。まあとにかく、もっとみんな会話しようぜ!そういう時間取ろうぜ!ヒャッホー!ってのが大体言いたいことです。ちょっとした寸劇って、思わぬところで大きなドラマの種になったり、思わぬ攻略の糸口になったりもするしね。お前たちは、オレのヒーローだよ……怪盗団……もちろんそういうのを期待しすぎてはいけないけど。みんな、これからもドラマティックなTRPGしようぜ!
あと、キャンペーン・シナリオをやらせてくれ。マジで。長い長い冒険を他のPCと共にしながら、時に苦しく、時に愛しく成長していきたい。かけがえのない関係とドラマを築きたい。たのむ。